相場・通貨ペアの読み方

通貨ペアの特徴、経済指標・政策金利・為替介入などのニュースを一次情報で確認する方法。(33本)

FXのチャート|ローソク足の読み始め

FXのローソク足は、一定期間の始値、高値、安値、終値という四つの価格を一つの形にまとめたものです。終値が始値より高ければ陽線、低ければ陰線と呼ばれ、始値と終値の間が実体、高値・安値まで伸びる線がヒゲです。まず一本の足につ

FXの経済指標|最初に知るべき発表

FXの経済指標を初めて確認するときは、すべての統計を覚える必要はありません。まず「雇用」「物価」「景気」「中央銀行の金融政策」の四つに分け、保有する通貨に関係する発表日時を公式カレンダーで確認します。発表値だけでなく、市

FX移動平均線の使い方|遅行性の理解

FXの移動平均線は、一定期間の過去価格の平均をつなぎ、値動きの方向や勢いを見やすくする指標である。現在の価格から計算されるため、相場に先行して将来を当てる線ではない。急な転換では線の向きやクロスが価格より遅れ、レンジでは

FX RSIの使い方|過熱感の見方

FXのRSIは、一定期間の上昇幅と下落幅から、値動きの相対的な強さを0〜100で示すオシレーターである。一般に70以上を買われすぎ、30以下を売られすぎと見る例が多いが、70へ達した瞬間の売りや30へ達した瞬間の買いを保

FX MACDの使い方|シグナルの限界

FXのMACDは、期間の異なる指数平滑移動平均(EMA)の差から、値動きの方向と勢いの変化を見るテクニカル指標である。MACD線とシグナル線の交差、0ラインとの位置、ヒストグラムの拡大・縮小などを使うが、いずれも過去価格

FXボリンジャーバンドの使い方|変動幅

FXのボリンジャーバンドは、移動平均線を中心に、一定期間の価格の標準偏差を加減した帯を表示する指標である。値動きが小さい時期は帯が狭まり、変動が大きくなると広がるため、方向そのものより「最近の変動幅がどう変わったか」を整

FX一目均衡表の見方|雲と時間軸

FXの一目均衡表は、転換線、基準線、先行スパン1・2、遅行スパンの五つを使い、価格と時間の関係を整理するテクニカル指標である。先行スパン同士の間を「雲」と呼び、価格が雲の上・中・下のどこにあるかを見る方法が知られている。

FX指標発表前後の取引|急変への備え

雇用、物価、国内総生産、中央銀行の政策判断などの発表前後は、為替レートが短時間で大きく動くことがあります。事前予想より良い結果なら必ず通貨高になる、悪ければ必ず通貨安になるという単純な関係ではありません。市場が何を織り込

FXニューヨーク時間の特徴|指標との関係

「ニューヨーク時間」は米国の市場参加者が活動する時間帯を指す便宜的な表現です。外国為替市場には世界共通の一つの開場時刻がなく、米国指標が公表される時間、ニューヨークの業務時間、ロンドンとの重複、米国後半では参加者と材料が

ユーロ円の特徴|変動要因をユーロ側と円側に分けて読む

ユーロ円(EUR/JPY)は、ユーロ圏の共通通貨ユーロと日本円を組み合わせた通貨ペアです。「欧州の景気が良ければ上がる」「日本の金利が低ければ上がる」と一つの材料だけで説明されることがありますが、実際の価格は二つの通貨の

ポンドドルの特徴|値動きの幅と英米の金融政策を読む

ポンドドル(GBP/USD)は、英ポンドを米ドルで表す主要通貨ペアです。ロンドンとニューヨークの材料を受け、短時間で値幅が広がる場面があります。よく動くことは利益を得やすい保証ではなく、同じ数量でも損失が速く増える可能性

人民元円の特徴|CNY・CNHと為替制度を確認する

人民元円を取引する前に、商品が中国本土の人民元(CNY)を参照するのか、オフショア人民元(CNH)を参照するのか確認してください。FX会社が「人民元円」と表示していても、原資産、価格配信、取引時間、通貨記号は会社ごとに確

ドル円とユーロ円の違い|初心者が比較する6つの基準

ドル円とユーロ円は、どちらも右側が日本円のクロス円ですが、左側の通貨と影響を受ける中央銀行・経済圏が異なります。初心者向けを一律に決めるのではなく、自分の取引時間、情報を確認できる範囲、値幅、コスト、最小数量で比較してく

日銀会合とドル円|発表前に確認する項目

日本銀行の金融政策決定会合は、円金利への見方や将来の政策期待を通じてドル円が大きく動くきっかけになります。ただし、政策金利の上げ下げだけで方向は決まりません。事前予想との差、声明の文言、経済・物価見通し、総裁会見、米国側

米FOMCとドル円|政策発表を読む順番と急変対策

米連邦公開市場委員会(FOMC)の発表は、米国金利への期待を通じてドル円へ影響します。政策金利の変更だけでなく、声明、経済見通し、参加者の金利見通し、議長会見、市場予想との差を順に確認する必要があります。

米雇用統計とFX|発表項目の読み方と急変時の注意

米雇用統計として注目される「Employment Situation」は、米労働統計局(BLS)が雇用者数、失業率、賃金などを公表する月次資料です。ドル円は発表直後に大きく動くことがありますが、一つの数字だけで方向を決め

米CPIとドル円|物価指標の見方と発表前の確認

米消費者物価指数(CPI)は、米国の都市部の消費者が購入する財・サービスの価格が時間とともにどう変化したかを示す指標です。米金融政策への見方を通じてドル円が急変することがありますが、総合指数の一つの数字だけで方向は決まり

為替介入の報道|実施の一次情報を確認する方法

ドル円が短時間で大きく動くと、「為替介入ではないか」という速報やSNS投稿が増えます。しかし、急変だけで介入実施を断定できません。経済指標、要人発言、大口取引、流動性低下、ポジション解消でも似た動きは起こります。

地政学ニュースと円|不確実性が高い相場の確認手順

紛争、制裁、外交対立、政変などの地政学ニュースは、為替相場を短時間で大きく動かすことがあります。しかし「有事なら必ず円高」「原油高なら必ず円安」といった固定ルールは使えません。発生地域、関係国、資源価格、米金利、市場のポ

選挙と為替|開票前後の短期変動を確認する方法

国政選挙は、政権の安定性、財政政策、金融政策との関係、規制や通商方針への期待を通じて為替相場の材料になります。ただし「与党勝利なら円高」「政権交代なら円安」といった固定ルールはありません。事前予想との差、議席配分、連立交

政策金利変更とスワップ|更新時に確認する項目

FXのスワップポイントは、通貨間の金利差を背景とする受払いですが、政策金利の差だけで金額が自動的に決まるわけではありません。短期金融市場、翌日物金利、需給、受渡日、祝日、FX会社の算定・提示方法などが関係します。そのため

急騰通貨ペアの調べ方|値動きの原因を確認する手順

FXの取引画面で通貨ペアが急騰していても、チャートだけでは原因を特定できません。経済指標、中央銀行、政治・地政学、大口注文、流動性低下、誤報、システム表示など複数の可能性があります。「上がっているから買う」と追いかける前